仕事とボランティアのバランスについて
先日書いた下記の記事
「ビジラボ05:仕事と社会貢献のはざまで」に関して、リクエストを頂いたので、
私なりの見解を書きたいと思います。
【リクエスト】
ボランティア側に傾くと依頼主が求めている”余計なこと”まで 作業して
効率が悪くなると思います、そのあたりを深堀期待します!
という、ご要望をいただきました。
ありがとうございま~す!!
依頼内容だけをこなしていては、同業他社との差別化が出来ないし、
かと言って、何でもかんでもサービスしていては、採算が合いませんよね。
上記のご質問の文面に「効率」と書かれていますが、
この「効率」をどう考えるか、どう扱うかがポイントかな~と思います。
2000年代に入り、パソコンが普及したこともあって
「コスパ」「タイパ」「作業効率」「効率化」など、
とにかく「効率重視」の世の中が加速していると思います。
私はWEBの仕事をしているという事もあり、
「効率化」「省力化」という事と日々向き合っているのですが、
もっと大切な事を忘れている気がするんですよね~。
私は「効率」より「効果」が大切だと思っている・・・
というか「最大の効果(目的)」をあげるための
手段の一つが「効率化」だと考えています。
最近は、チャットGPTや、生成AIなどが出てきて、
より効率化されていく流れのようです。
お客様の質問に対しても、AIを使えば、
人間が対応しなくても「適切な回答」が出来る・・・という事らしいです。
が・・・
回答は適切かもしれないけど、
機械に返答をされて、
人に相手にされないのは嫌だなぁ・・・
と思う人も、それなりに居るのではないでしょうか?
テクノロジーの進歩は目覚ましいですが、
人間の感覚や価値観というのは、そこまで急激に変化できるものではない、
そこのギャップに、大きなビジネスチャンスがある・・・と考える事も出来ます。
本題に戻ります。
「ボランティア」に振れると「効率」や「収益性」が悪くなる・・・。
という事のバランスのとり方として、
お客様に見えないところ
・バックオフィスの事務作業
・スケジュールやタスク管理
・業者間の連絡や情報共有
など、お客様に見えない部分を「効率化」し
そこで浮いた時間をお客様のニーズ+αを満たすために使い、
(効果的に)顧客満足度を上げる。
というのが良いと思います。
そして、ただ目の前のお客様に「満足」してもらうだけではなく
紹介をしてもらいやすい「仕組み・仕掛け」を作って、
(効率的に)新規顧客を獲得する方法を考えていけば、
お客様と、より良い関係を構築していけるのではないでしょうか?