義務として対応するか、チャンスとして取り組むか?
2015年に国連で採択され、
2017~2018年ころから話題に上る機会が増え、
2024年の今では、90%以上の国民が「言葉は知っている」というSDGsですが、
あなたの会社は、どのようなスタンスで取り組んでいますか?
・今の業務フローを変えないように最低限の活動をしている
・発注企業から継続受注をするため、有無を言わさずやっている
・業務効率化のチャンスとして、積極的に活動をしている
・新規営業や採用に関する強みになると考えている
・取り組む必要性を感じない
など、さまざま考えがあると思います。
弊社は、WEBデザインが業務の中心になるので、
・コピーはあまりとらないし
・リモートワークで移動も少ないし
・フレックスタイムで就労しやすいし
・スタッフの家庭環境に応じて「時短正社員制度」もあるから
SDGsに取り組みようがないよね・・・と思っていました。
ところが、実際に、SDGsを学んでみると、
弊社の強み、あまり出来ていない事、やりようのない事などが見えてきました。
【強み】男女平等・均等、働きやすさ、人権に対する配慮など
【弱み】強みのビジネスへの落とし込み
【出来ない事】環境活動(そもそも環境負荷の少ない業種・業態)
という事が見えてきて、
環境活動に対しては
・そのような活動をしている団体に寄付をする
・情報発信(WEBなど)のサポート(プロボノ)
弱みに対しては
・ビジネスモデルの見直し
・SDGsに関するコンサルティングを商品として追加する
等を行う事で強化する事が出来る・・・という結論に至りました。
何より、
社内のSDGsに対する取り組みを、社員と一緒に考えていくことが
「ウチの会社って思ったより”良い会社”だね(笑)」と
社員の会社に対する評価が高まったのが何よりの効果でした。
SDGsに限らず、
「新しい取り組み = 費用が掛かる」という考えで変化と進化をしてこなかったのが、
今の日本の経済の衰退を招いていると思います。
「新しい取り組み = チャンス>費用」という考えで、
何かに取り組むのは費用も掛かるけど、それ以上のリターンがある、
と信じて、変化・進化をしていきたいものです。
長文、最後までお読みいただき有難うございます。

日野市SDGs推進事業者登録制度の登録証(第一号)