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ビジラボ08:ビジネスの仕組みづくり①

何と言っても『誰に売るか?』が重要だよね

昨日のブログで「明日以降に、ビジネスモデルの作り方を書きますよ~」と予告したので、
今日は早速、第一のポイントを書きたいと思います。

まずおさらいですが、
ビジネスってシンプルに言うと

誰に(お客様)、何を(商品・サービス)、何円で売るか?

という事ですよ~、とお話ししたと思います。
今日はその中でも最も重要な

誰 = お客様(顧客ターゲット)

の設定の仕方、見つけ方、について考えて行きたいと思います。

既に事業を始めている方はであれば、
・どうすればお客様が集まるか?
・どんなターゲット層に情報を届ければ反応してくれるか?
・どの位の価格にすれば、お客様は買ってくれるだろうか?

など、

お客様を「主語」に考え、
どうやったらお客様が増えるのか?
を考えたことがあるのではないでしょうか?

なぜ私が、ビジネスモデルの最初の項目に
「何を売るか?(提供するサービス)」は何か?
ではなく、
「誰に売るか?(顧客は誰か?)」を持ってきているか?

大体「起業しよう」と考えている人は、
 ・オシャレなカフェを作りたい
 ・インターネットで雑貨を売りたい
 ・自分の経験を元にコンサルタントとして起業したい
など、

「○○で起業したい」と「商品・サービス」は明確な一方、
「誰向けに、そのサービスを販売するのですか?」と聞くと、
「興味を持ってくれる人なら誰でもOK」との回答が大半です。

既に事業を始めている人ですら、
「買ってくれるなら誰でもOKだよ」くらいの認識で、
商売をしている人が、かなり多いという印象があります。

誰に・・・が明確になるから、
提供する商品・サービスの質や値段、コンセプトも決まってくるんです。

例えば、
 ・最寄駅から遠く(徒歩15分)
 ・ロードサイドで物流関係のトラックが多く走っていて
 ・ドライバーやセールスマンの昼食需要が見込める立地
そんな場所で、

料亭で修業したからと言って
「和食のコース料理」と「日本酒」が主体のお店
を出そうとしている人がいたら、皆さんはどう思いますか?

「いやぁ・・・それは、立地やターゲットが合っていないだろ!!」
とツッコミを入れたくなると思います。

上記は極端な例に思うかもしれませんが、
他人のことは良く見えても、自分の事は意外と見えないものです。
(思いや、こだわり、というものが客観性を失わせる)

「和食」と「日本酒」が主体のお店を出したいなら、
時間とお金に多少なりとも余裕がありそういった物を好みそうな人を
ターゲット(見込客)と想定して、
その見込客との接点がありそうなところに出店するのが得策だと思います。

自社(自分)にとって、どんな人がメインの顧客なのか?
それを考える事が、ビジネスの出発点になるのではないでしょうか?