お客様の心に刺さる商品・サービスの作り方
ビジラボ10で、顧客は誰か?
という事についてお話ししましたので、
今回は「お客様の心に刺さる商品・サービス」はどうすれば作れるか?
をお伝えしていきたいと思います。
既に事業を営んでいる人であれば、既に「商品・サービス」をお持ちでしょうし、
起業を目指す人も多くは
・○○を売りたい
・●●で独立したい
・△△屋さんを開きたい
など、サービス展開を想像していると思います。
例) ○○を売りたい ⇒ 中古車を売りたり
●●で独立したい ⇒ コーチングで独立したい
△△屋さんの開業 ⇒ 居酒屋を開きたい
この程度の、ザックリしたイメージで事業展開するのは危険です・・・
「顧客は誰か」を呼んでいただいた方は、
具体的な顧客の傾向を想像し、
出来るだけ実在する「●●さん」レベルまで顧客ターゲットが絞れていると信じています。
(実際は、言うほど簡単じゃないのですが)
次にする事は、
その顧客の悩みを多角的に考えてみるという事です。
仮に、自分は「居酒屋」で起業したいとしても、
お客様が、
・朝起きて
・歯を磨いて
・今日は二日酔いでつらいな~とぼやいて
・電車に1時間揺られながら会社に行って
(中略)
・仕事が終わって
・電車に1時間揺られて自宅の最寄り駅について
(云云かんぬん)
1日の行動を想定すると、
その人が抱えている悩み、不満、欲求等が見えてきます。
そうすると単に「居酒屋」です、というだけではなく
① 仕事終わりに「サクッ」と飲んで帰路につける
クイックメニュー中心、提供スピードの速い「居酒屋」
(電車に乗る前であるオフィス街に立地する場合)
② 電車に揺られて帰ってきた体もリラックスできる
自宅リビングのようなソファーに座りながら食べられる「居酒屋」
(テレビやYoutubeなども視聴可能な席が良い)
③ お客様のお酒の適量を把握し、チェイサーを出したり、
「今日は飲みすぎですよ~」と声を掛けてくれる優しさの「居酒屋」
など、一工夫した「居酒屋」を作ることが出来るんです。
こういうのを「差別化」と言うのだと思います。
こちらから、常に声を掛け続けて、集客し続けるのは大変です。
出来るだけ、お客様が「商品・サービス」の特徴を理解し、
自ら進んで、足を運んでくれるように、工夫していきたいものですね。
今日も、長文を読んでいただき、ありがとうございました!!