(組織を)代表する、引っ張る、支えるの違い?
昨日に引き続き、サッカー日本代表戦を見て感じた「組織運営」についてです。
前回、
サラリーマンは「会社を代表する」つもりで行動する
経営者は「業界を代表する」意識で行動すると、
自分が磨かれ、一段高いステージの仕事が出来ますよ~。
と、書きましたが、
似ていて非なるものとして、
・“自分が”会社を引っ張っている(という自負)
・“自分が”が会社を支えている(という自負)
が挙げられます。
“自分が”会社を代表している・・・と思う事で、
「会社に迷惑を掛けないようにしよう」
「会社の評価が上がるように努力しよう」
など、前向きな効果が得られると思いますが、
“自分が”会社を引っ張っているんだ
“自分が”会社を支えているんだ
という考えは、
だから上司は“自分”のいう事をもっと聞くべきだ!
だから“自分”はもっと重用されるべきだ!
という「傲慢さ」につながる恐れがあります。
組織は自分一人で回っているわけではなく、
多くの人の献身によって支えられ、回っています。
自分が中心で引っ張って、回している!
自分が支えているから、他のメンバーが働けるんだ!
と「自分が自分が」にならないように気を付けたいものです。
もちろん、周囲の方から
「○○さんが引っ張ってくれるお陰で、仕事が上手くいく」
「○○さんの献身的な下支えがあるから、組織が回っている」
など、他者からの評価であれば、喜んで受けましょう!
今日もお読みいただきありがとうございます。