輸出をしているある会社の話し
市民生活に欠かせない、食品、ガソリンなどが、円安で、ネガ狩りしていますよね。
食べ盛りの子供3人+食べ盛りの夫婦で構成されている我が家は、そりゃ~大変です。
一方、自動車メーカーや、輸出関連の企業は、とても儲かっている・・・という事です。
まぁ、ちょっと前まで「1ドル=100円」で売れていた商品が
「1ドル=150円」で売れるわけですから、普通に考えれば儲かります。
そこで、輸出産業の知り合いに「景気良いですか~」と聞いてみたところ。
「儲かってはいるけど、良い傾向ではない」との事。
今までとやっている仕事は変わらないのに、為替のお陰で売上が上がっている
それはあり難いことなんだけど、
利益が上がっている事を「自分たちの実力」と勘違いする社員が出てきている。
今はたまたま利益が出ているけど、逆に円高になれば、売ってもマイナスになる。
だから今のうちに、有利子負債を返して財務体質を強化し、
業務効率化と高付加価値化を進めて、為替に左右されない会社にする必要がある。
との事でした。
好況に一喜一憂せず、現状に満足せず、常に次の一手を考えて事に当たる。
自分も「こうありたい」と刺激を与えてくれる先輩がいる事に感謝です。