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ビジラボ27:時代についていけないとダメですか?

時代に逆行したビジネスのやり方!

前回は、最先端を行くのではなく、今最先端の事が普及し始めるタイミングで、
ビジネスを仕掛けると、リスクを抑えながら、リターンを得られやすいですよ。
という事をお話ししました。
前回(ビジラボ26:中長期計画の具体例

体力(資金力)のある大企業か、その為に設立したベンチャー企業以外は、
ファーストペンギンではなく、まずはセカンドペンギンとして力を蓄えろ!
という事です。

今回は「そうは言っても、そもそも、時代の変化についていけないよ」という人はどうしたら良いかという事を考えてみたいと思います。

結論から言うと「自分(自社)と同じく、変化についていけない人向けに、従来以上に手厚く昔ながらのサービスを展開しよう!」という事です。

このブログをお読みになっている方でしたら、皆さん、
インターネット接続が出来て、メールのやり取りができると思います。
ご商売をしている方は、ホームページをお持ちの方も多いでしょう。

でも、皆さん、
インターネットプロバイダーの契約、器機の設定、
サーバーやドメインの契約、サーバーの設定などを自分で出来ますか?

私はウェブ制作が、メイン業務なので出来ますが、
それでも、お客様のサーバーに不具合が生じた時などは、
メールかチャットでした受付ていないサーバー会社が多く、
状況を説明するのに大変な思いをしたことが何度もあります。

きっと、WEBやプログラミングなどが専門ではない方は、
「何でメールかチャットだけで電話相談が出来ないんだよ!」と
お怒りになった事があるのではないでしょうか?

・・・そう!
これが、ビジネスチャンスなんです。

インターネットが普及し始めたころ(2000年頃)は、
インターネットサービスを提供している会社の多くが、
トラブル等の電話相談を受け付けていましたが、
段々とWEBが身近になるにつれて、電話相談を打ち切る会社が増えました。
(その方がコストカットになりますからね)

その結果、今では、ITに疎い人にとっては、
「トラブルが起きても、相談できない」状態になり、
「何かあったら電話してくださいね~」と言えるアナログ対応もしてくれる会社が
特に中小・零細の年配経営者の指示を受けています。

こんな形で、社会が変化して、
結果として「取り残されてしまった感のある人」に対して、手厚いサービスする。
というビジネス展開をする方法もありますよね・・・というお話でした。

田舎の電気屋さんも、まさにそうで、
「電球1個からでも交換に伺います」というのは、親切なだけではなく、
実際、一人暮らしの高齢者が、高所の電球を代える際に転倒して骨折する。
等のリスクを考えると、社会的に意義のあるビジネスだと思います。

変化がある時は、変化の先に行く。変化によって手薄になる所に居続ける。
どちらの方法でもビジネスを飛躍させるチャンスがあるので、
今はまさに大チャンスが溢れている時代だと思って、日々チャレンジしていきましょう!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。